「Runt」Todd Rundgren [GRAM ROCK・POWER POP・PUNK]
更新が遅れましたが、本題に入る前に前回紹介したレッド・ツェッペリンの紙ジャケ再発の件ですが、ご存じの方も多いと思いますが今回は発売中止になったそうです。
個人的な感想をいえば金欠ということと最新リマスターでないことを考慮すると、正直ホッとしたというのが本音ですが、今回の中止を残念に思われた方もたくさんいると思われます。
しかし時間が掛かってでもいいから、最新リマスター+今回予定のこだわりジャケットで是非とも再発して欲しいものです。(値段がいつものワーナー価格ならなお良しです)
ちょっと前置きが長くなりましたが、今回はトッド・ラングレンの「ラント」を紹介します。
トッド・ラングレンの存在を自分が知るようになった80年代半ばの時期は、日本では国内盤アルバムの入手が殆ど出来ない時代でした。おそらくベアーズヴィルレコードの権利問題もあったと思われます。
ただし、輸入盤ならタワーレコードなどで入手は出来ましたけど…。
そんな折り、87年ぐらいだと思うのですがトッドのベアーズヴィルレコード時代のカタログがCDで再発されました。
その中でも今回紹介する「ラント」は国内盤で初リリースであるだけでなく、確か当時は輸入盤でも入手が容易でないとの触れ込みがあったせいかリリースの目玉になっていた記憶があります。(ちょっと曖昧ですが)
その時は友人が買ったものをテープに録音していましたが、一昨年に紙ジャケ化したときに購入しました。
このアルバムは1970年にソロ名義(正式にはラントというグループ名義らしいですけど)でのファーストになります。リズム体以外は殆どトッド一人の多重録音らしいですが、アレンジについては以後のアルバムほど凝ったものではないこともあってかトッドのメロディーセンスが解りやすく出ている印象があります。
曲調は少しルーズな感じから入る「Broke Down and Busted」から始まり、美しいバラード「Believe in Me」と続き、リリース当時にシングルヒットした名曲「We Gotta Get You a Woman」などとトッド・ラングレンの極上のメロディーメーカー振りが堪能出来ますね。
そういえば自分の周りでトッド・ラングレンを知っている人間で、トッドをけなす発言を聞いたことがないです。(たまたまかもしれませんが…)
おそらくは極上のメロディーメーカーでいながらも変に作為的な匂いがしないことや、いい塩梅のひねくれ加減(笑)や明るい曲やアップテンポナンバーであっても感じ取れる切ない雰囲気、そして幅広い音楽性などが挙げられるのでしょうね。
裏ジャケの画像も入れてみました。
しかし、トッドの場合はカテゴリー分けに困る部分もありますけどね。(あえてパワーポップに入れてしまいました)
個人的な感想をいえば金欠ということと最新リマスターでないことを考慮すると、正直ホッとしたというのが本音ですが、今回の中止を残念に思われた方もたくさんいると思われます。
しかし時間が掛かってでもいいから、最新リマスター+今回予定のこだわりジャケットで是非とも再発して欲しいものです。(値段がいつものワーナー価格ならなお良しです)
ちょっと前置きが長くなりましたが、今回はトッド・ラングレンの「ラント」を紹介します。
トッド・ラングレンの存在を自分が知るようになった80年代半ばの時期は、日本では国内盤アルバムの入手が殆ど出来ない時代でした。おそらくベアーズヴィルレコードの権利問題もあったと思われます。
ただし、輸入盤ならタワーレコードなどで入手は出来ましたけど…。
そんな折り、87年ぐらいだと思うのですがトッドのベアーズヴィルレコード時代のカタログがCDで再発されました。
その中でも今回紹介する「ラント」は国内盤で初リリースであるだけでなく、確か当時は輸入盤でも入手が容易でないとの触れ込みがあったせいかリリースの目玉になっていた記憶があります。(ちょっと曖昧ですが)
その時は友人が買ったものをテープに録音していましたが、一昨年に紙ジャケ化したときに購入しました。
このアルバムは1970年にソロ名義(正式にはラントというグループ名義らしいですけど)でのファーストになります。リズム体以外は殆どトッド一人の多重録音らしいですが、アレンジについては以後のアルバムほど凝ったものではないこともあってかトッドのメロディーセンスが解りやすく出ている印象があります。
曲調は少しルーズな感じから入る「Broke Down and Busted」から始まり、美しいバラード「Believe in Me」と続き、リリース当時にシングルヒットした名曲「We Gotta Get You a Woman」などとトッド・ラングレンの極上のメロディーメーカー振りが堪能出来ますね。
そういえば自分の周りでトッド・ラングレンを知っている人間で、トッドをけなす発言を聞いたことがないです。(たまたまかもしれませんが…)
おそらくは極上のメロディーメーカーでいながらも変に作為的な匂いがしないことや、いい塩梅のひねくれ加減(笑)や明るい曲やアップテンポナンバーであっても感じ取れる切ない雰囲気、そして幅広い音楽性などが挙げられるのでしょうね。
裏ジャケの画像も入れてみました。
しかし、トッドの場合はカテゴリー分けに困る部分もありますけどね。(あえてパワーポップに入れてしまいました)
おひさしぶりです。私も更新遅れてて今日UPしました。(しかし、音楽ネタではありません。情けない。)トッドは(も)好きなんですよ〜!またJEFF-ROCK さんに先を越された感じです。
この人の音楽に対する姿勢がいいですよね。以前インタヴューでザッパの事を質問されて「ザッパのようにミュージシャンたちを何ヶ月も拘束して徹底的にリハーサルをしてからライブができたら最高だ。」というセリフをみていっぺんで好きになりました。多重録音家の代名詞みたいに言われる人ですが結構ロックの王道的なギターリフや曲がありますよね。そういうアンバランスな所も好感持てます。偉そうに書きましたが私の場合はほんと後追いなファンでして、初めて聴いたのが2nd Windなんです。Runt: The Ballad of Todd Rundgrenは持ってるんですがRuntはまだ未聴です。欲しいんですけどなぜか中々お金がトッドに回りません。(これじゃファンとは言えないか...)
by Captain-T (2008-06-23 00:19)
<Captain-T さん
いつもありがとうございます。 Captain-T さんもトッド好きですか〜。The Ballad of〜は自分も大好きですね。でも自分も好きなアーチストでも所有していないCDはたくさんありますから気にしなくてもいいと思いますよ。
>多重録音家の代名詞みたいに言われる人ですが結構ロックの王道的なギターリフや曲がありますよね。そういうアンバランスな所も好感持てます。
そうなんですよね。多分トッドのルーツがフィーリーソウルの他にビートルズやビーチボーイズの影響が大きいこともあるでしょうね。思うにこの人はファンの心のままプロになった感じがしますよね。あと、トッドは昔のAMラジヲの音が好きみたいなのでその辺も多重録音などで出しているのでしょうね。
先を越されたなんて…気にしなくていいですよ。でも、Captain-T さんのジェスロ・タルの記事を見たときは自分もちょっと感じたかもです。そういえばコメント入れようと思って入れそびれてました。(爆)近いうちに入れますのでお待ちください。
by JEFF-ROCK (2008-06-24 00:33)