「Ventures in Japan」The Ventures [American Rock]
色々と個人的にバタバタしていたこともあってか更新が疎かになってしまいました(爆)。
久々更新の今回はベンチャーズの「ベンチャーズ・イン・ジャパン」を紹介します。
このCDは最近買ったものではなく、2004年に紙ジャケ化した時に購入したものです。ちなみに何故に脈略もなくベンチャーズなのかと言えば特別な理由はなく、久々に聴きたくなったからといった所です。(爆)
日本でベンチャーズというと、頻繁に来日していたり歌謡曲に接近した活動をしていたこともあってか軽く扱かわれることが多い気がします。正直自分もベンチャーズの歌謡曲路線は実はあまり好きではないのですが、それだけで語ってしまうようなバンドでは絶対ないですね。
自分がそう言う理由として10年近く前にラジオでたまたまベンチャーズのライブが流れたとき、前ノリのリズムにノイジーなギターを聴いて初めてベンチャーズに「パンク」を感じたからです。とはいえ、テクニック的には遙かにテクニカルですが音の固まりとしてはパンキッシュなノリを感じて、それ以来改めてベンチャーズを見直しつつもそこを今まで見抜けなかった自分の未熟さも痛感しました。
きっとリアルタイムでベンチャーズやビートルズに接した方はそういったパンキッシュな衝撃を受けたのでしょうね。
この「ベンチャーズ・イン・ジャパン」は1965年正月の来日公演を収録したものらしく、同年7月にリリースされるや日本でLPが当時としては破格の50万枚売れたらしいです。
メンバーもノーキー・エドワーズやメル・テイラーが加わった黄金のカルテットです。演奏はアドリブやフリージャムとかは殆どなくレコードに忠実な演奏ですが、メル・テイラーのドラムソロなどを含めて聴き応えのあるプレイになっています。
そうそう個人的に思うのですが、ベンチャーズの前ノリ要素はメル・テイラーのドラムによるところが大きい気がします。その前ノリ感覚がベンチャーズの演奏にスピード感を増幅させている気がします。
確かにベンチャーズのプレイにはブルーズ的要素はほぼ皆無だし、その後のスーパーギターリストのようなトリッキーさもないのですが、原曲を原曲以上のベンチャーズスタイルにしてしまう部分はまさしく素晴らしいものです。
ベンチャーズを食わず嫌いしている方も、たまには聴いてみると意外と新たな発見があるかもしれませんよ。
久々更新の今回はベンチャーズの「ベンチャーズ・イン・ジャパン」を紹介します。
このCDは最近買ったものではなく、2004年に紙ジャケ化した時に購入したものです。ちなみに何故に脈略もなくベンチャーズなのかと言えば特別な理由はなく、久々に聴きたくなったからといった所です。(爆)
日本でベンチャーズというと、頻繁に来日していたり歌謡曲に接近した活動をしていたこともあってか軽く扱かわれることが多い気がします。正直自分もベンチャーズの歌謡曲路線は実はあまり好きではないのですが、それだけで語ってしまうようなバンドでは絶対ないですね。
自分がそう言う理由として10年近く前にラジオでたまたまベンチャーズのライブが流れたとき、前ノリのリズムにノイジーなギターを聴いて初めてベンチャーズに「パンク」を感じたからです。とはいえ、テクニック的には遙かにテクニカルですが音の固まりとしてはパンキッシュなノリを感じて、それ以来改めてベンチャーズを見直しつつもそこを今まで見抜けなかった自分の未熟さも痛感しました。
きっとリアルタイムでベンチャーズやビートルズに接した方はそういったパンキッシュな衝撃を受けたのでしょうね。
この「ベンチャーズ・イン・ジャパン」は1965年正月の来日公演を収録したものらしく、同年7月にリリースされるや日本でLPが当時としては破格の50万枚売れたらしいです。
メンバーもノーキー・エドワーズやメル・テイラーが加わった黄金のカルテットです。演奏はアドリブやフリージャムとかは殆どなくレコードに忠実な演奏ですが、メル・テイラーのドラムソロなどを含めて聴き応えのあるプレイになっています。
そうそう個人的に思うのですが、ベンチャーズの前ノリ要素はメル・テイラーのドラムによるところが大きい気がします。その前ノリ感覚がベンチャーズの演奏にスピード感を増幅させている気がします。
確かにベンチャーズのプレイにはブルーズ的要素はほぼ皆無だし、その後のスーパーギターリストのようなトリッキーさもないのですが、原曲を原曲以上のベンチャーズスタイルにしてしまう部分はまさしく素晴らしいものです。
ベンチャーズを食わず嫌いしている方も、たまには聴いてみると意外と新たな発見があるかもしれませんよ。
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