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「Great Hits」&「20th Century Boy」T. Rex [GRAM ROCK・POWER POP・PUNK]

今回はT.REXの「グレイト・ヒッツ」を紹介します。

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このCDは1972年〜73年のT.REXのシングル曲を中心にまとめたベストなのです。しかもマーク・ボラン生存中に発表された唯一の公式ベストアルバムだそうです。

普通で考えるとこれだけの短い期間でベストアルバムなんていうのは通常では難しいですよね。でも、T.REXの場合はアルバム未収録のヒットシングルが多いことに加えて、やはり短期間でのシングルのリリースがあったからこそ出来たのでしょう。
レーベルの関係もあって「Get It On」など初期の曲は収録されていないですが、それでも「Telegram Sam」「Metal Guru」「Children of the Revolution」などヒット曲満載のせいもあってか、かなりのヴォリューム感を感じます。

しかし、T.REXのブギーはキャッチーでいながらもどこか引っかかる部分があるんですよね。リズムなんかも軽やかであるけど軽すぎないし、歌詞もリフレインの繰り返しのような曲が多いから聞き流しにならずキッチリ残る感じはします。
まさにマーク・ボランのワンアンドオンリーの世界って感じがします。

そんなT.REXの曲の中でも自分が最初に聴いて一発で気にいったのが「20th Century Boy」でした。
とはいってもリアルタイムでなく後追いなのですが、歪んだギターのイントロから始まりコーラスも含め派手な感じながら、テンションが落ちることなくあっという間に曲が終わる感じでした。この曲を最初に聴いたときのインパクトは大きかったですね。
この曲は現在、映画「20世紀少年」でも使われているのでご存じの方も多いと思います。

時期的には自分が高校生の時(1980年代前半)で、当時はT.REXの日本での販売権が東芝EMI(現EMIジャパン)から離れる時期もあったのでLPの入手が難しい時期でした。だからT.REXのLPというと、その後に日本の販売がSMSレコードに移ってから「Slider」を19歳の時に買うまでは持っていなかったです。
でも、地元の中古レコード店で実は「20th Century Boy」の中古シングルが何故か売っていた。値段もプレミアということもなかったので購入しました。(現在は所有していませんが…)

実は何年か前に「20世紀少年」のコミックの付録として、「20th Century Boy」シングル復刻した8cmシングルCDがついていました。流石に東芝EMI関連のレーベルロゴは使用できなかったみたいですが、再現度は当時のシングルを割と忠実に再現されていて満足度は高かったです。こちらがジャケットです。

TREX-002.jpg


3つ折りジャケットなので、開いてみました。

TREX-003.jpg


こういった昔のシングルレコードを復刻した8cmCDは、最近は出ていないみたいです。自分は結構集めていたのですが、こちらもある意味「紙ジャケ」になりますから、気が向いた時にでも記事にしてみようかな。とも思っています。(こちらは主に昭和歌謡曲の8cmCDが多いですが…)

それで話を「グレイト・ヒッツ」に戻しますが、自分が持っているのは2001年に発売されたヴァージョンで何故か2001年カレンダーまで入っていたのが謎です。
確か2006〜7年に「グレイト・ヒッツ」紙ジャケは新たにリリースされた記憶がありますので、Amazonリンクはそちらの方を貼っておきます。

1. Telegram Sam
2. Jitterbug Love
3. Lady
4. Metal Guru
5. Thunderwing
6. Sunken Rags
7. Solid Gold Easy Action
8. 20th Century Boy
9. Midnight
10. The Slider
11. Born to Boogie
12. Children of the Revolution
13. Shock Rock
14. Groover


グレイト・ヒッツ(紙ジャケット仕様)

グレイト・ヒッツ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インペリアルレコード
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD



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